赤ちゃんに生クリームをいつから食べさせても良いのかについてまとめました!
誕生日やクリスマスなどで、デコレーションされたケーキを食べる機会があると思いますが、赤ちゃんに生クリームをいつからあげて良いのか悩みますよね。
また、赤ちゃんに生クリームをあげる時の注意点や、市販のケーキはいつ頃からあげて良いのかなど詳しく解説していきます。
この記事では
- 赤ちゃんに生クリームをいつからあげて良いのか
- 赤ちゃんに生クリームをあげる時の注意点
- 赤ちゃんに市販のケーキはいつからあげて良いのか
- 生クリーム以外の赤ちゃん用ケーキ
などについて、私の経験談とママ友の経験談も交えて紹介していきたいと思います!
赤ちゃんに生クリームはいつからあげて良い?
赤ちゃんに生クリームをあげて良い時期は、だいたい1歳前後からです。
というのも、生クリームには、動物性と植物性があるのですが
- 動物性の生クリーム=牛乳の脂肪分
- 植物性の生クリーム=油を加工+添加物
なので基本的に【生クリーム=油】ということになります。
市販のケーキ以に使われている生クリームは「砂糖と油」ってことですね。
油は9ヶ月頃から
生クリームの成分はほぼ油なのですが、離乳食期の赤ちゃんに油を与えて良い時期は、だいたい9ヶ月頃から小さじ1杯と言われています。
なので、生クリームも、離乳食後期以降から少しづつあげて良いとされているんですね。
ですが、生クリームは乳製品なので、アレルギーの心配もあります。
そのため、生クリームをあげる前に、ヨーグルトやチーズなどの乳製品を先に試しておくのをおすすめします^^
生クリームは風味付け程度
油自体は9ヶ月頃から与えても良いのですが、生クリームを小さじ1杯と考えると、本当に風味付け程度なんですよ。
離乳食後期になれば、ほんの少しならあげても良いとされているのですが、実際生クリームで油をあげるくらいなら、他の離乳食で油を使った料理をあげたいと私は思いました。
なので私は、離乳食後期の時点では、生クリームをあげませんでしたし、私の周りのママ友も、まだあげてないという人が多かったですね。
赤ちゃんに生クリームがダメな理由とは?
赤ちゃんに生クリームがダメな理由は、消化器官がまだ未熟というところにあります。
離乳食も、時期によっては「食べさせても良い食材」「まだ食べさせてはいけない食材」があると思うのですが、それはその月齢ではまだ上手に消化することができないからなんですよね。
なので、油も、あまり早い段階で与えてしまうと赤ちゃんの胃腸に負担がかかってしまうから離乳食後期以降とされているのだそうです。
他にも、生クリームは乳製品なので、あまり早すぎるとアレルギーを起こしてしまう可能性もあります。
そのため、早くても1歳前後からあげているママが多いなと私自身が調べたところでは思いました。
赤ちゃんに市販ケーキはいつからあげて良い?
生クリームを9ヶ月頃からあげて良いなら、1歳の誕生日に市販のケーキでお祝いしても大丈夫なのか?
と、私コレめちゃめちゃ調べたんですよ。
だって1歳の誕生日はケーキでお祝いしたかったから!
調べてみると、市販ケーキも1歳を過ぎてからの方が良いということがわかりました。
理由をいくつか紹介すると
アレルギー問題
やはり一番はアレルギー問題ですね。
赤ちゃんのアレルギーの原因になりやすい食材の多くは
- 卵
- 乳製品
- 小麦
この3つ。
他にも、ナッツやそば、魚、果物など、アレルギーの原因になる食材はあるのですが、乳製品は卵の次にアレルギーの原因になりやすいと言われているんですね。
うちの子は1歳の誕生日を過ぎてから卒乳したので、離乳食後期の時点ではまだ母乳やミルクからも栄養をとっている感じでした。
また1歳だと、離乳食もまだ完了していないので、食べたことのない食材もけっこうあったんですよね。
そのため、1歳未満に市販のケーキを与えることで、アレルギーを起こしてしまう可能性は十分に考えられます。
甘すぎる問題
市販のケーキには砂糖がめちゃめちゃ使われています。
1歳児の一日の当分摂取量は15g以下(大さじ1)と言われているので、市販のケーキをちょっと食べただけで、糖分もカロリーも簡単にオーバーしてしまうんです。
離乳食食べなくなるかも問題
うちの子もそうだったのですが、初めて生クリームを食べた時、衝撃を受けたような顔をしてたんですよ。
普段の離乳食はそこまで味付けをしてないですし、赤ちゃん用のお菓子もそれほど甘くないものが多いですよね。
そんな中、市販のケーキの美味しさを知ってしまうと、他のお菓子や離乳食を食べなくなってしまう可能性も十分に考えられますよね。
なので、さまざまな味付けを食べるようになってから市販のケーキをあげる方が良いと言われているみたいです。
1歳の誕生日は生クリームの代用品で!
とは言えやっぱり記念すべき1歳の誕生日は、ケーキでお祝いしたい!
デコレーションケーキで盛大にお祝いして、写真もいっぱい撮りたいなーと思ってたんですよね。
ですが、いろいろ心配なこともあるので、やっぱりまだ生クリームをあげようとは思いませんでした。
そこでやってみたのが、生クリームの代用品にもなる「ヨーグルトケーキ」です!
ヨーグルトでデコレーションケーキを作りました!
私は生クリームを使うのがちょっと不安だったので、1歳の誕生日にはヨーグルトケーキを作りました。
実際に作ったケーキ↓
よーく見ると、私の不器用さが全面に出ていますが、ぱっと見ちゃんとしたケーキですよね。
このケーキ、スポンジは西松屋で売っていた1歳からのスポンジケーキで作っていますが、他はヨーグルトとフルーツのみで作ってます。
ヨーグルトもフルーツも、すでに何度も食べている食材なので、誕生日当日も気にすることなく食べさせることができました。
一瞬でぐちゃぐちゃになりましたけどね(笑)
ヨーグルトの水分をこして、生クリームみたいにデコレーションするだけなのですが、すこーしだけ手間はかかるけどけっこう簡単でしたよ。
ヨーグルトケーキレシピ
私が作ったヨーグルトケーキのレシピを紹介しますね。
【材料】
- プレーンヨーグルト
- 食パン(8枚切りがおすすめ)
- 好きなフルーツ
ヨーグルトは、普段食べているヨーグルトでOKです。
ちなみに私は小岩井のヨーグルトをあげています。
【作り方】
- 前日の夜に、ざるにキッチンペーパーを数枚敷き、そこにヨーグルトを入れて冷蔵庫に一晩置いて水抜きをします。(※しっかり水抜きをした方が良いので一晩寝かせた方が良いです。)
- 翌日、食パンの耳を切り、お皿に置いて水抜きしたヨーグルトを塗っていきます。(ケーキの丸型がある場合は食パンに押し付けて形を取りはさみで丸く切ります)
- ヨーグルトを塗ったパンに、カットしたバナナやいちごなどのフルーツを置いていきます。
- ③の上にもう一枚食パンを置き、ヨーグルトを塗ってフルーツを置いてデコレーションしたら完成!
前日からの下ごしらえが必要になりますが、それさえ終わればヨーグルトを塗ってフルーツを乗せるだけなので簡単です。
私は食パンではなく、レンジで作れるピジョンのケーキセットのスポンジを使いました。
このケーキセットにはホイップクリームも入っていて、脂肪分50%オフとなっているのですが、私はホイップクリームは使わずにヨーグルトクリームを作りました。
ちなみにピジョンのケーキセットの原材料はこんな感じです。
【ケーキミックス】(スポンジ部分)
植物油脂、糖類(砂糖、コーンシロップ)、卵黄粉末、デキストリン、卵白粉末、食物繊維、加工でん粉、膨張剤、増粘剤(グァー)、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、(原材料の一部に小麦、乳成分を含む)
【ホイップクリームミックス】
デキストリン、植物油脂、糖類(砂糖、コーンシロップ、乳糖)、乳たんぱく、乳化剤、カゼインナトリウム、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、(原材料の一部に大豆を含む)
レンジでできるので超簡単です。
また、セットで入っているホイップクリームには、デコレーションする道具もついてるので便利だなと思いました。
生クリームは1歳3ヶ月でデビューしました
うちの子はクリスマスに1歳3ヶ月を迎えました。
3ヶ月前の誕生日ケーキはヨーグルトケーキだったのですが、クリスマスに思い切って市販の生クリームデビューをすることにしました。
クリスマスに、市販ケーキの生クリームを少し舐めさせてみようと思っていたので、それまでに何回か、離乳食に生クリームを少し混ぜたりして様子をみていました。
そして当日。
後ろのメリークリスマスのプレートがひっくり返ってますが…
2回くらい指でペロっとなめたかな。
ノンアルのスパークリングで私は乾杯。子は麦茶。
初めての生クリーム、美味しすぎたみたいで、私の静止を振り切ろうと動き出しました。
もっと食べたいー!!!!!食べさせろーー!!!と必死でしたが、結局3回指でペロッと舐めさせる程度で終了。
あ、ちなみに、初デコレーションケーキは、動画撮っておいた方が良いですよ。
一口口に入れた瞬間「何だこの美味しいのーーーー!!!」っていう顔してくれます(笑)
赤ちゃんに生クリームはいつから?まとめ
赤ちゃんとの誕生日やクリスマス、デコレーションケーキで一緒にお祝いするのも良い思い出になりますよね。
ですが、赤ちゃんへの生クリームは、あまり早すぎると心配な面も多々あります。
赤ちゃんへの生クリームは、1歳頃から風味付け程度に少しづつ慣らしていくと良いと思います。
1歳の誕生日は、子どもの記憶には残らないのかもしれないけど、二度と戻ってこない日なので、大切にお祝いできたら良いなーと思いますよね。
ぜひヨーグルトケーキも挑戦してみてくださいね^^