こんにちは、ハルです。
みなさん「鬼から電話」というアプリを知ってますか?
スマホにダウンロードして起動すると、「言うことを聞かない時」「片付けをしない時」「寝ない時」などさまざまなシチュエーションに合わせて、鬼から電話がかかってきます。
イヤイヤ期で頭を悩ませていた私は、このアプリをダウンロードしてみました。
今回は実際使ってみた感想と、子供の反応、また、子供に対して「鬼」という恐怖心を与えてしまって良いのか、について書いていきたいと思います。
ダウンロードしてみようかと思っている方、ぜひ一度読んでみてください。
「鬼から電話」アプリとは
最初にも書きましたが、スマホにダウンロードしたこのアプリを起動すると、親の代わりに鬼やおばけなどが怒ってくれるというアプリです。
正直けっこう怖いです。
というか子供は絶対に怖がると思います。
私は軽い気持ちでダウンロードして、はじめて起動したのが子供と一緒だったので、どのくらい怖いのかを確認しないまま子供に見せてしまいました(ダメな親でごめん!)
まず着信音が怖い。
電話に出ると、最初は赤鬼が後ろを向いていて少しづつ振り返るのですが、その途中で子供が「怖い」と言ったのでそこで消しました。
子供に見せたのはこの1回だけです。
あとで子供のいないところで起動してみてみたら、やっぱり小さい子供にはかなり怖いと思います。
子供に恐怖心を与えて良いのか
この「鬼から電話」アプリを開発したメディアアクティブ株式会社の社長は、秋田県出身なんだそうです。
秋田県と言えば「なまはげ」
なまはげとは、秋田県男鹿地方の伝統行事で、現在は大みそかにのみ行われている国の重要無形民俗文化財だそうです。
なまはげは山の神々の死者と信じられており、年に一度各家庭をめぐり、「怠け者はいねが」「泣く子はいねが」などと練り歩く行事です。
この地方では実際に、0歳の赤ちゃんですらなまはげに会わされ大泣きしている様子があります。
ちなみに私は仙台市在住なのですが、実際になまはげが出る秋田料理屋のお店に行ったことがあるのですが、大人でも大迫力の怖さです。
しかしこのなまはげ、子供がトラウマになってしまうのではないかと心配になる人も多いようです。
私も気になって調べてみたのですが、このなまはげ行事は、子供に恐怖心を与えるために行われているわけではありません。
まず来てほしという家庭にしか行きません。
そして子供しかいないところにはいきません。
必ず、子供は親や祖父母などの大人と一緒にいます。
もちろんなまはげが来たら子供たちは大泣きします。
それを家族がみんなで守ります。親の愛に包まれたうえでの恐怖ということです。
「親は絶対に守ってくれる」「親に守られている」ということを子供が感じる行事でもあるのです。
執拗に子供を怖がらせることが目的ではありません。
なのでこの「鬼から電話」アプリも使い方次第だと思いました。
実際使って効果はあったのか
うちの子供には、着信音と、鬼の後ろ姿と鬼の声を少し聞かせただけですが、とても怖がっていました。
正直その時は、かわいそうなことしたな、と思いました。
「ママがいるから大丈夫だよ、絶対に●●を守るからね。」と言い
「鬼さん来たら怖いからお片付けしよう」と言って一緒に片付けをしました。
その後このアプリを起動することはないのですが、どうしても言うことを聞かない時は
「鬼さんからまた電話がきちゃうかもしれないよ」というと、急いで動いてくれたりすることもあります。
ただ、個人的にはやっぱり、「イヤイヤ期の最後の手段」として使った方が良いような気がします。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ダウンロードしたら、子供に見せる前に一度確認してみてくださいね。
そして、子供が怖がったらそれ以上は見せない方が良いです。
ちなみにこの「鬼から電話」アプリは、鬼からの電話だけじゃなく、キャラクターやアイドル、今はだいすけおにいさんからも電話がかかってきます。
叱るときじゃなくて、ほめるときの電話もかかってくるので、子供が歯磨きや片付けをちゃんとできたら、「●●から電話がくるよ」と逆の使い方もできるようです。
このあたりを使いわけることができるので、良いアプリかなと思います。