こんにちは、ハルです。
離乳食初期から使えるだしは、少しづつ離乳食に慣れてきた赤ちゃんに、味付けとして使うことができます。
1からだしを取るなんて大変なんじゃ…と思うママもいるかと思いますが、ここでは超簡単なだしのとり方を紹介します。
と言うのも、私自身が超めんどくさがり屋なんですが、赤ちゃんにはちゃんとしたものをあげたい、という思いが強かったので、簡単でしっかりだしのとれる方法を調べまくって、実際に離乳食に使っていました。
毎回だしを取るのは大変なので、離乳食用のだしの保存方法や保存の仕方、時期別のだしを使った離乳食レシピを紹介していきますね。
Contents
離乳食に使えるだしの種類と取り方
和風だし
離乳食作りで一番使うことの多いだしです。
離乳食を始めたばかりは、だしなどの味付けはせず素材のみで慣れさせていくと思いますが、慣れてきたら初期からだしを使うことができます。
<材料>
- かつお:15g(小分け袋だとわかりやすい)
- こんぶ:10cmくらい
<作り方>
- こんぶにハサミなどで切込みを入れる。
- 鍋に水5カップと昆布を入れてつけておきます。
- 15分から20分ほど経ったら火をつけて、中火で煮立つ前に取り出します。
- 火を弱火にし、ここにかつおぶし15gを入れ1~2分ほど煮ます。
- キッチンペーパーなどでかつおぶしをこして完成です。
この作り方はちょっと面倒なのですが、おいしいだしがとれます。
ここからは超簡単だしのとり方です。
昆布だし
<材料>
昆布:1枚
水:1リットルほど
<作り方>
①昆布は綺麗な布で軽く拭きます。
②大きめのタッパーに昆布と水を入れ、冷蔵庫に入れて一晩ん寝かせます。
③完成です。
※時間がない場合は、2~3時間置いたあと、鍋で火にかけ、沸騰する直前で火を止めるとすぐ使えます。
かつおだし
<材料>
かつおぶし:10g(小分け袋が楽です)
お湯:300ml
<作り方>
①耐熱容器にかつおぶしを入れ、熱湯を注ぎます。
②かつおぶしが沈んだら、ペーパータオルでこして使えます。
※上記の昆布だしと合わせて使うことも可能です。
干ししいたけだし
<材料>
干ししいたけ:5~6個
<作り方>
容器に干ししいたけと、しいたけがかぶるくらいの水を入れて3~4時間寝かせます。
※しいたけのだしは、離乳食が少し進んで野菜になれた頃におすすめです。
野菜だし(洋風だし)
<材料>
キャベツ・人参・玉ねぎ・大根・かぶなど(食べたことのある食材ならOK)
<作り方>
①鍋に野菜と、野菜が浸るくらいの水を入れて火にかけます。
②煮立ったらよわびにして、時々アクをとって20分ほど煮込みます。
③冷ましてペーパータオルなどでこして使うことができます。
※ほうれん草はアクが強いのであまり向いてません。
煮込んだ野菜は離乳食に使えます。
だしパックを使う場合
耐熱容器に、無添加のだしパック1個と少なめの水を入れ、電子レンジで1~2分加熱すると、すぐ使うことができます。
離乳食用だしの保存方法
作っただしは、冷蔵庫か冷凍庫で保存することができます。
製氷機や離乳食用の保存トレーに小分けにして保存すると、使うときにかなり楽になります。
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冷凍保存の場合、凍ったらジップロックに移し替えて、作った日付を書いておくとわかりやすいです。
保存トレーの場合一回分の量がわかるので、私はだし以外の離乳食も全てトレーで冷凍保存していました。
かわいいジップロックを使うとちょっとテンション上がります(笑)
どのくらい保存できる?
離乳食用のだしの保存期間は
冷蔵庫の場合は3日以内に使い切るようにしましょう。
冷凍保存の場合は、1週間を目安に使い切るようにしましょう。
大人の料理にも使える
離乳食用に作っただしは、大人の料理にももちろん使えます。
市販のだしに比べて美味しいので、私もよく使ってました。
だしを使った離乳食レシピ
時期別にだしを使った離乳食レシピを紹介します。
離乳食初期のだしレシピ

だしがゆ
<材料>
10倍かゆ:大さじ2
だし:大さじ1
<作り方>
10倍かゆをなめらかにすりつぶし、だしをかけて混ぜ合わせたら完成。
ブロッコリーのだし煮
<材料>
ブロッコリーの花の部分:大さじ1
だし:大さじ4
水溶き片栗粉かとろみの素:少々
<作り方>
①鍋にブロッコリーとだしを入れ柔らかくなるまでゆでる。
②火を止めて水溶き片栗粉かとろみの素を入れ混ぜて完成。
離乳食中期のだしレシピ
にゅうめん
<材料>
ベビー用そうめん:20g
人参・かぶ:15g
だし:100ml
<作り方>
①そうめんは柔らかく茹で小さく切る。
②や差をだしで煮て、柔らかくなったらそうめんを加えて完成。
カボチャ豆腐
<材料>
かぼちゃ:15g
だし:かぼちゃが隠れるくらい
絹豆腐:20g
<作り方>
①鍋にかぼちゃとだしを入れ柔らかく茹でる
②柔らかくなったカボチャをすり潰す
②豆腐を電子レンジで20秒ほど加熱する
③豆腐の上にカボチャとだし汁少々をかけて完成。
離乳食後期のだしレシピ
卵とじうどん
<材料>
ゆでうどん:60g
卵:1/2個
だし:1カップ
<作り方>
①うどんを食べやすく小さく切り、鍋にだしとうどんを入れて5分煮る。
②卵をといで鍋に回し入れて、卵に火が通ったら完成。い

離乳食に市販のだしは使っても良いの?
市販のだしってどうなんだろう?
離乳食に使っても良いのかな?と私は思っていあtのですが、私の持っている離乳食本にも、区の離乳食教室で会った栄養士さんにも、母乳外来で行った助産師さんにも、「たまにはBFのだしを使っても大丈夫だよ」と言われたので、使っていました。
※BF=ベビーフード
無添加の物
離乳食に市販のだしを使う場合は、できるだけ無添加のものを選ぶようにしましょう。
また、化学調味料が無添加でも、食塩が入っていることもあるので、離乳食初期の頃は特に、食塩も無添加のものを選ぶと良いです。
大人用のだしの素はいつから使える?
ほんだしなどの市販の顆粒だしには、食塩や添加物が使われています。
そのため、1歳を過ぎたくらいを目安に使う方が良いと思います。
離乳食におすすめの市販だし
離乳食用の市販のだしは、お湯に溶かすタイプのものや、ティーパックになっているもがあります。
簡単なだしのとり方と言っても、毎回素材からだしを取るのが大変だったり、冷凍ストックしてたはずのだしがない!という時もあったりします。
なので、離乳食におすすめの無添加だしをいくつか紹介します。
①和光堂 和風だし
和光堂の顆粒和風だしです。
一袋50g20杯分とれて税込み306円です。
原材料は、かつお節エキス、昆布エキス、デキストリン、食塩が入っています。
デキストリンとは、でんぷんを消化吸収しやすいように分解したものだそうです。
生後5ヶ月~の離乳食初期から使えると書いてあるのですが、食塩が入っているので、離乳食初期に市販のだしを使う場合は、食塩無添加のもを選ぶ方が良いと個人的には思います。
赤ちゃん用品店やドラッグストアでも購入できるので助かります。
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たっぷり 手作り応援 和風だし(徳用) 50g 和光堂
②国産無添加だしパック
食塩、化学調味料無添加の、国産だしパックです。
原料は全て国産のため、離乳食にも安心して使えます。
10g25袋入りで税込み1000円。
④すくすくあんしんだし
食塩、化学調味料無添加の、かつおだしといりこだしです。
ティーパックになっているのでだしを取るのも簡単です。
離乳食用のいりこだしはなかなか見かけないので、人気があるようです。
5g10袋づつ入っています。
セットで税込み1620円。
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だし パック 無添加 まるさん すくすくあんしんだしセット (かつお・いりこ) 食塩 化学調味料 たん白加水分解物 酵母エキス 無添加 無添加だし 国産 国内製造 離乳食 ベビーフード
⑤無添加ほんだし
無添加のほんだしは、スーパーでも取り扱ってるお店もあります。
食塩も無添加なので、離乳食期も使いやすいです。
⑥無添加コンソメ

大人用のコンソメは、離乳食が完了した1歳半以降から使うと良いです。
味が濃いため、水やお湯を多めにして、少し薄めてあげるようにしましょう。
離乳食にだしを使う理由
離乳食初期の頃は、素材の味そのままで良いのですが、少しづつ味付けしたものを食べさせていくのに、だしがおすすめです。
だし自体にも素材の味が出ているので、赤ちゃんの食欲もUPさせてくれます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
だしを取るのってけっこうめんどくさいイメージもあるかもしれないですが、一度取り方を覚えてしまうとけっこう簡単です。
離乳食の時期は、食べ物を食べる練習と味覚を育てる期間でもあります。
素材から取っただしはとても美味しいので、ぜひ赤ちゃんに食べさせてあげてください。