2歳との飛行機で座席はとるのか?実際に2歳児の座席を取って飛行機に乗った時の感想を紹介していきます!
先日、2歳5か月の息子を連れて、母子2人で飛行機に乗ってきました!
国内線は、3歳児から座席が必要で、2歳の場合、膝抱っこであれば料金はかかりません。
(2歳でも座席に座る場合は小児料金がかかります)
イヤイヤ期真っただ中の2歳児を、膝抱っこだけで連れていけるのか迷ったあげく、私は往復共に2歳の子供の座席も予約しました。
結論から言うと、行きも帰りも私の膝の上に座ったため、2歳のために取った座席は全く使うことはありませんでした。
2歳との飛行機で座席はとる方が良いのか?
2歳児の座席をとる方法(国内線)
2歳児におすすめの座席
2歳児と飛行機に乗る際の注意点と対策
2歳児との飛行機の鉄板持ち物
など、実際に2歳と飛行機に乗ってわかったことや感じたこと、こうすれば良かったなどを詳しく紹介していきます!
2歳との飛行機は座席はとる?
国内線国際線ともに、2歳までの子供は大人の膝にのることができるので料金は無料です。
しかし子供(小児)料金を支払えば、2歳でも座席をとることもできます。
ちなみに今回私は、初めての飛行機ということもあって、子供の分の座席も予約しました。
2歳の場合、子供の座席をとっていても、離着陸時はひざの上に乗せなくてはいけないんですね。
うちの子は終始寝ていたので、予約した子供用の座席に座ることはありませんでした。(往復とも)
ただ実際に乗ってみて、うちの子くらいの子供や、それより小さい子はみな大人の膝に座っていたので、わざわざ座席を取らなくても良かったかな、というのが感想です。
ただ、私の場合、2歳の子供と二人での飛行機だったため、隣の座席に誰もいないというのがとにかくストレスフリーではありました。(ちなみに座席に荷物は置けません)
飛行機の子供(小児)料金
飛行機の子供(小児)料金は、国内線、国際線や、航空会社によって規定が変わります。(2022年6月時点)
【国内線】
一般の航空会社:3歳~11歳まで(大人運賃の50%)
LCC(格安航空):2歳~11歳まで(大人運賃と同額)
【国際線】
一般の航空会社:2歳~11歳まで(大人運賃の75%)
LCC(格安航空):子供料金なし(大人運賃と同額)
基本的にはこのようになっていますが、3歳未満でも子供用の座席を予約する場合は、子供(小児)運賃と同額かかったり、国内線国際線で変わってくるので、予約する航空会社のHPなので確認してみてください。
また、小児料金は、大人の通常料金の50%~75%です。
割引チケットなどを予約する場合、そのチケットと小児料金を比較して、安価な運賃が自動的に加算されます。
飛行機の小児運賃の予約方法
インターネットでの予約方法を紹介します。
0歳~1歳 | 2歳 | |
座席を購入する場合 | インターネットからの予約不可 | 「小児」を選択して予約可能 |
膝抱っこの場合 (座席を購入しない) | 「幼児」を選択の上予約可能 | 「幼児」を選択の上予約可能 |
2歳児の場合、座席ととる場合は「小児」を選択。
座席をとらずに、膝抱っこの場合は「幼児」を選択して予約します(この場合無料)
ひざの上で抱っこする時の注意点
子供をひざの上で抱っこする時は、前の座席を蹴らないように気をつけました。
とは言ってもけっこう届かないので大丈夫だとは思いますが、私は自分の居心地が悪くなるのを避けるため、防げることはできるだけ防ぐようにしていました。
空いている便だと、足元の広い座席に変更してもらえることもあるので、客室乗務員に聞いてみてもと良いと思います。
子連れにも本当にみなさん優しく対応してくれます。
2歳との飛行機の対策や事前準備はコレ!
飛行機に乗るまでに私がやった、対策や事前準備について紹介しますね。
座席指定は必ず早めにする(時期によって選ぶ座席が違う)
私はネットから航空券を予約したのですが、予約が完了すると、座席の指定ができるようになります。
この座席指定は、絶対に絶対に早めにした方が良いです。
2歳の座席をとるにしても、膝の上に抱っこするにしても、どっちにしても早めに座席指定をしておくことをおすすめします。
では座席はどこが良いのかと言うと、これは時期によっても少し違うのですが、もし飛行機に乗る便が平日だったら、できれば一番後ろが良いです。
一番後ろが無理でも、できるだけ後ろの方。
小さい子供を連れてる時は、後ろの方が絶対良いです。(しつこい笑)
前の方が乗り降りが楽なので、子連れならなおさら前の席に座りたいところですが、平日の便は、ビジネスマンがめちゃめちゃたくさん乗ってるんですよ。
そのビジネスマンが好むのが、前方の座席なんです。
移動中に寝たいとか、仕事をするビジネスマンもいるので、近くで子供が泣いたり騒いだりしてしまうと、嫌がられる可能性が高いんですよね。
なので、ビジネスマンが比較的少ない後方座席をおすすめします。
ただ、もし飛行機に乗る日が、GWや年末年始などの大型連休の場合は、ビジネスマンも中にはいるかもしれませんが、家族連れが圧倒的に多いので、そこまで後方にこだわる必要はないと思います。
そして、座席でもう一つ悩むのは、窓側か通路側かですよね。
これは子供によって変わってくるのですが、赤ちゃんの場合、窓側だと授乳をする時見えにくいというメリットがあり、通路側だと泣いてしまったときに立ってあやしたりトイレに行きやすいというメリットがあります。
じゃあ2歳はと言うと…
私個人的には窓側一択!だと思います。
うちの子が飛行機に乗った2歳5ヶ月の時は、まだトイトレが完了してなかったので、出かける際はオムツを履いていたのもあって、トイレに行くことはまずないと思いました。
下手に通路を歩かせたりもしたくなかったですし、窓の外の景色を楽しめるくらいの年齢になると、窓側の方がおとなしく座ってくれたりします。
実際に「後方の窓側」を予約して乗りましたが、前方は案の定ビジネスマンに埋め尽くされており、後方の私たちの座席付近は、赤ちゃん連れの家族などもいて精神的に楽でした。
優先搭乗はしない
どの航空会社も、身体の不自由な方や、妊娠中、小さなお子様連れの方は、優先搭乗をすることができます。
小さい子供を連れてる場合、優先搭乗をした方が確かに楽なのですが、優先搭乗はしない方が良いです。
なぜなら、優先搭乗をしてしまうと、離陸までの間、機内に30分くらいいることになるんですね。
その間に子供が飽きてしまうので、離陸してから大変になってしまいます。
私も2歳児息子と飛行機に乗った時は、最後の最後の一番最後に搭乗しました。
もちろん一番後ろの座席なので、あまりモタモタしてしまうと迷惑が掛かってしまうかもしれません。
そんな不安もありましたが、荷物は最小限、乗る前に靴を脱がせて抱っこして、一心不乱に自分の座席に向かいました。
狭い機内、抱っこしながら通路を歩いていると、子供の足がちょうど着席している人の肩くらいになってしまうので、そこは最新の注意を払いました。
子供が一人だったり、大人二人の場合はこの方法が一番楽だと思います。
耳抜き対策
飛行機が離陸すると、気圧の関係で耳が痛くなってしまいます。
大人の場合は唾を飲んだりあくびをしたりと、自力で何とかできるのですが、小さいお子さんの場合は、タイミングを見て耳抜きをしてあげる必要があります。
水やお茶、ジュースなどを、離陸と同時にあげると良いです。
私はアンパンマンの棒付きアメにしました。
普段アメをあげることはないのですが、初飛行機だったので特別にあげるこ
とにしたのですが、「飛行機が空を飛んだら食べようね」と言って、しばらくワクワク感だけでも時間稼げました。
飲み物は空港で買うのもアリ
機内に飲み物は必ず持参するようにした方が良いのですが、空港で「飛行機が飛んだら飲もうね」と言って子供の好きな物(と言ってもリンゴとかブドウになるんですが)を一緒に買うのも良いと思います。
子供の好きなお菓子を持って行く
2歳児と飛行機に乗る際は、お菓子は絶対忘れてはいけません。
お菓子をあげてる間は静かにしてくれていることも多いので、私もいろいろな種類のお菓子を持って行きました。
ラムネやグミなどは、離着陸時の耳抜き対策としても使えるのでおすすめです。
うちの子は男の子なので、トミカのビスケットをこの時初めてあげました。
一枚一枚のビスケットに乗り物の絵が書いてあるので、長く楽しめるうえ、外箱の裏には、パトカーや消防車などを組み立てられるようになってるのでおすすめです。
ダイソーで買えます。
お気に入りのおもちゃと新しいおもちゃ
お菓子と同じくらい、おもちゃも忘れてはいけません。
お気に入りのおもちゃはもちろんなのですが、新しいおもちゃを何個か持って行くと食いつきが良いです。
シールブックや塗り絵、折り紙など100均で揃えることもできます。
ダイソーで買った消しゴムなんですが、他にも食べ物や乗り物など種類がたくさんあり、これを一つ一つ出すだけでもしばらく遊べました。
スマホやタブレットにアプリを入れておく
最終手段として、スマホやタブレットにアプリを入れておくのも大事です。
オフラインで観れるよう事前にダウンロードしておくと、万が一の時に使えます。
フライト時間の調整
フライトの時間を調整できるのであれば、普段のお昼寝の時間に合わせるのもおすすめです。
空港内で昼食を済ませて、その後飛行機に乗るようにすると、うまくいけば機内でずっと寝てくれる可能性が高くなります。
飛行機に乗る当日をイメージさせる
飛行機に乗ると決まった日から、飛行機の映像や飛行機に乗ることを毎日言い聞かせてました。
「飛行機の中ではシーだよ」とたびたび伝えてたからか、搭乗前に私が子どもに「飛行機の中ではどうするんだっけ?」と聞くと「シーだよ」と自分で言うようになっていたので、事前に飛行機に乗ることをイメージさせるのはけっこう重要です。
機内荷物は最小限で
大人の荷物は最小限、子供のものも必要な物だけ持って行ったほうが良いです。
子供をひざの上に乗せて搭乗する場合は動きにくくなるので、どこに何が入っているのかも把握しておくと助かります。
その他あったら便利な物
子供と自分の着替え
私は子どもの着替えしか持ち込まなかったのですが、調べてみると、ママの着替えもあった方が良い、と書いている人もいます。
万が一子供が吐いてしまった時など、ママの服が汚れてしまうこともあるので、荷物に余裕があれば持って行っても良いと思います。
耳栓
気圧調整機能のついた耳栓もあります。
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耳栓を使う場合は、事前につける練習をして慣れさせておくと良いです。
子供用ヘッドフォン
スマホやタブレットでダウンロードしておいた動画を見せるときなどに役立ちます。
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くすり類
ばんそうこうやマキロン、ワセリンや綿棒、爪切りなども持ち込みました。
私は国内線だったので、フライト時間が短いこともあり、解熱剤などの服用薬は機内持ち込みしませんでしたが、長時間フライトの場合は、念のために持って行ったほうが良いかもしれません。
ウエットティッシュ
口も手も拭けるノンアルコールのウェットティッシュは重宝します。
うちの子はまだオムツだったので、おしりふきにも手口にも使えるモノを一つ機内に持ち込みました。
防臭袋
普通のビニール袋でも良いですが、オムツの子の場合は防臭袋があるとい便利です。
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機内では快適に過ごせた
上記の対策をしっかりとり、いざ2歳児と飛行機に乗ってきました。
優先搭乗せずギリギリまで搭乗を待っていると、直前で子供が「うんちでた」と。
え?もう搭乗始まってるこのタイミング?!
と思いましたが、乗る前に言ってくれただけ助かりました。
搭乗口はまだ混んでいたので、すぐ近くのトイレへ。
真冬だったので、ズボンの下にスパッツまで履いていて時間がかかってしまい、トイレの外からグランドスタッフの方に、「ご搭乗の方ですか?」と声を掛けられてしまいました。
外に出るとさっきまで人がいっぱいいた搭乗口には誰もいなくなっていて、ダッシュで機内に乗り込みました。
機内はまだ人でごった返していたので、周りの人に迷惑をかけることなく済んだのですが、こういったアクシデントも子連れだと起こることあるよね…と思ました。
復路も往路も爆睡の我が子
乗るまでバタバタでしたが、最後に搭乗したのもあって着席からすぐ離陸。
後方窓側の座席から外を見て、アンパンマンの棒付きキャンディを子供に持たせました。
離陸と同時にアメを舐めたうちの子は、離陸3分くらいですぐ寝る。
アメも少し舐めただけで、着陸までずーっと寝ていました。
ちなみに帰りの飛行機も、アンパンマンの棒付きキャンディを持たせたら、離陸3分ですぐ寝る。やはり着陸まで。
今までアメをあげたことなかったのですが、アメのおかげなのか、事前準備いらなかった…?というくらい拍子抜けでした。
最後に
子連れ飛行機は不安がいっぱいだと思います。
私自身、できるだけ他人に迷惑をかけないようできる対策は全部やって、もしそれでも泣いてしまったり騒いでしまったりしたとしたら、もうそれはしょうがないと思いました。
その時にまたちゃんと対処すれば良いのです。
不安も多いかと思いますが、楽しい思い出になることは間違いないので、快適な時間を過ごせると良いなと思います。