こんにちは、ハルです。
離乳食初期から使えるだしは、少しづつ離乳食に慣れてきた赤ちゃんに、味付けとして使うことができます。
ですが、一からだしを取るなんて大変なんじゃ…とめんどくさがりの私は思っていました。
そこで市販のだしを離乳食に使っても良いのかな?と思い、調べて実際に使ってみました。
もうね、めちゃめちゃ楽ですよ。
もちろん、だしをちゃんととることもあるのですが、大変な時は市販に頼って良いと思う。
ちなみに、私が使っていた市販のだしは、「リケンの素材力だし」というやつです。
とは言え市販のだしを離乳食に使う場合は、塩分や添加物など、気にしなきゃいけないところもあります。
この記事では、市販のだしを離乳食に使う場合の注意点なども含め、離乳食におすすめの市販だしなどについても紹介していきたいと思います。
離乳食に市販のだしは使っても良いの?
市販のだしってどうなんだろう?離乳食に使っても良いのかな?
と私は思っていたのですが、私の持っている離乳食本にも、区の離乳食教室で会った栄養士さんにも、母乳外来で行った助産師さんにも、
と言われたので、けっこう使っていました。
BFとはベビーフードのことです。
とは言え最初にも書きましたが、市販のだしには塩分や添加物などが多く含まれているため、選ぶときには注意が必要です。
無添加の物の選ぶ
離乳食に市販のだしを使う場合は、かならず無添加のものを選ぶようにしていました。
化学調味料が無添加でも、食塩が入っていることもあるので、離乳食初期の頃は特に、食塩も無添加のものを選ぶと良いです。
リケンの素材力だしは食塩も化学調味料も無添加
一般的なほんだしなどの市販の顆粒だしには、食塩や添加物が使われています。
和光堂の和風だしというベビーフードにも、塩分は含まれているんです。
これ⇓
この和光堂の和風だしは、生後5ヶ月ごろから使えると書いてあるので、離乳食初期からOKということですよね。
ということは、食塩も化学調味料も無添加の「リケンの素材力だし」も、離乳食に使えるじゃんとい思ったわけです。
ちなみにうちの子は、現在3歳になっています。
離乳食では、和光堂の和風だしも使いましたし、リケンの素材力だしもたくさん使いました。
それでも問題なくすくすく元気に育ってます^^
離乳食におすすめの市販だし
私が離乳食に使っていた市販だしは、メインが「リケンの素材力だし」だったのですが、他にも食塩・化学調味料が無添加で、離乳食に向いているおいしいだしってけっこうあるんです。
市販のだしは、お湯に溶かすタイプのものや、ティーパックになっているものなどさまざま。
ここでは、実際に私が使ってみて使いやすかったおすすめの市販だしを紹介していきたいと思います。
リケン 素材力 だし
まずは私も愛用していた「リケンの素材力だし」です。
国産かつお100%使用で、食塩・化学調味料が無添加。
スティックタイプなので、余ったらパパママの味噌汁に入れて使えるのも良かったです。
すくすくあんしんだし
続いては「すくすくあんしんだし」です。
私の母が買ってくれたので使ってみたのですが、「すくすくあんしんだし」も、食塩・化学調味料が無添加になっています。
さらに一つづつティーバッグになっているので、だしを取るのがめちゃめちゃ簡単でした。
また、「すくすくあんしんだし」には、いりこだしもあるんです。
離乳食用のいりこだしはなかなか見かけないので、こちらも人気があるようです。
国産無添加だしパック
こちらは楽天で人気の「国産無添加だしパック」です。
原料は全て国産で、食塩、化学調味料が無添加。
素材の味がしっかりしていて、だしだけでも美味しいと感じました。
和光堂 和風だし
和光堂の顆粒和風だしです。
原材料は、かつお節エキス、昆布エキス、デキストリン、食塩が入っています。
デキストリンとは、でんぷんを消化吸収しやすいように分解したものだそうです。
生後5ヶ月~の離乳食初期から使えると書いてあるのですが、食塩が入っているので、離乳食初期に市販のだしを使う場合は、食塩無添加のもを選ぶ方が良いと個人的には思います。
赤ちゃん用品店やドラッグストアでも購入できるので助かります。
無添加コンソメ
大人用のコンソメは、離乳食が完了した1歳半以降から使うと良いです。
味が濃いため、水やお湯を多めにして、少し薄めてあげるようにしましょう。
離乳食に使えるだしの種類と取り方
私は離乳食には市販だしをよく使っていましたが、一からだしをとることもありました。
めんどくさいですが、そこまで難しくなかったので、簡単なだしのとり方も紹介していきますね。
和風だし
離乳食作りで一番使うことの多いだしです。
離乳食を始めたばかりは、だしなどの味付けはせず素材のみで慣れさせていくと思いますが、慣れてきたら初期からだしを使うことができます。
<材料>
- かつお:15g(小分け袋だとわかりやすい)
- こんぶ:10cmくらい
<作り方>
- こんぶにハサミなどで切込みを入れる。
- 鍋に水5カップと昆布を入れてつけておきます。
- 15分から20分ほど経ったら火をつけて、中火で煮立つ前に取り出します。
- 火を弱火にし、ここにかつおぶし15gを入れ1~2分ほど煮ます。
- キッチンペーパーなどでかつおぶしをこして完成です。
この作り方はちょっと面倒なのですが、おいしいだしがとれます。
ここからは超簡単だしのとり方です。
昆布だし
<材料>
- 昆布:1枚
- 水:1リットルほど
<作り方>
- 昆布は綺麗な布で軽く拭きます。
- 大きめのタッパーに昆布と水を入れ、冷蔵庫に入れて一晩ん寝かせます。
- 完成です。
※時間がない場合は、2~3時間置いたあと、鍋で火にかけ、沸騰する直前で火を止めるとすぐ使えます。
かつおだし
<材料>
- かつおぶし:10g(小分け袋が楽です)
- お湯:300ml
<作り方>
- 耐熱容器にかつおぶしを入れ、熱湯を注ぎます。
- かつおぶしが沈んだら、ペーパータオルでこして使えます。
※上記の昆布だしと合わせて使うことも可能です。
干ししいたけだし
<材料>
- 干ししいたけ:5~6個
<作り方>
- 容器に干ししいたけと、しいたけがかぶるくらいの水を入れて3~4時間寝かせます。
※しいたけのだしは、離乳食が少し進んで野菜になれた頃におすすめです。
野菜だし(洋風だし)
<材料>
キャベツ・人参・玉ねぎ・大根・かぶなど(食べたことのある食材ならOK)
<作り方>
- 鍋に野菜と、野菜が浸るくらいの水を入れて火にかけます。
- 煮立ったら弱火にして、時々アクをとって20分ほど煮込みます。
- 冷ましてペーパータオルなどでこして使うことができます。
※ほうれん草はアクが強いのであまり向いてません。
煮込んだ野菜は離乳食に使えます。
だしパックを使う場合
耐熱容器に、無添加のだしパック1個と少なめの水を入れ、電子レンジで1~2分加熱すると、すぐ使うことができます。
離乳食用だしの保存方法
作っただしは、冷蔵庫か冷凍庫で保存することができます。
私は製氷機や離乳食用の保存トレーに小分けにして保存していました。
冷凍保存の場合、凍ったらジップロックに移し替えて、作った日付を書いておくとわかりやすいです。
保存トレーの場合一回分の量がわかるので、私はだし以外の離乳食も全てトレーで冷凍保存していました。
かわいいジップロックを使うとちょっとテンション上がります(笑)
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だしはどのくらい保存できる?
離乳食用のだしの保存期間は
冷蔵庫の場合は3日以内・冷凍保存の場合は1週間を目安に使い切るようにした方が良いのだそう。
私はこの保存もめんどくさかったので、市販のだしを使うことが多かったんですよね。
大人の料理にも使える
離乳食用に作っただしは、大人の料理にももちろん使えます。
市販のだしに比べて美味しいので、私もよく使ってました。
だしを使った離乳食レシピ
時期別にだしを使った離乳食レシピを紹介します。
だしがゆ
<材料>
- 10倍かゆ:大さじ2
- だし:大さじ1
<作り方>
- 10倍かゆをなめらかにすりつぶし、だしをかけて混ぜ合わせたら完成。
ブロッコリーのだし煮
<材料>
- ブロッコリーの花の部分:大さじ1
- だし:大さじ4
- 水溶き片栗粉かとろみの素:少々
<作り方>
- 鍋にブロッコリーとだしを入れ柔らかくなるまでゆでる。
- 火を止めて水溶き片栗粉かとろみの素を入れ混ぜて完成。
離乳食中期のだしレシピ
にゅうめん
<材料>
- ベビー用そうめん:20g
- 人参・かぶ:15g
- だし:100ml
<作り方>
- そうめんは柔らかく茹で小さく切る。
- や差をだしで煮て、柔らかくなったらそうめんを加えて完成。
カボチャ豆腐
<材料>
- かぼちゃ:15g
- だし:かぼちゃが隠れるくらい
- 絹豆腐:20g
<作り方>
- 鍋にかぼちゃとだしを入れ柔らかく茹でる
- 柔らかくなったカボチャをすり潰す
- 豆腐を電子レンジで20秒ほど加熱する
- 豆腐の上にカボチャとだし汁少々をかけて完成。
離乳食後期のだしレシピ
卵とじうどん
<材料>
- ゆでうどん:60g
- 卵:1/2個
- だし:1カップ
<作り方>
- うどんを食べやすく小さく切り、鍋にだしとうどんを入れて5分煮る。
- 卵をといで鍋に回し入れて、卵に火が通ったら完成。い
最後に
いかがでしたでしょうか。
だしを取るのってけっこうめんどくさいイメージもあるかもしれないですが、一度取り方を覚えてしまうとけっこう簡単です。
離乳食の時期は、食べ物を食べる練習と味覚を育てる期間でもあります。
素材から取っただしはとても美味しいので、ぜひ赤ちゃんに食べさせてあげてください。