【赤ちゃんの日焼け止めは塗らないといけない?0歳からの紫外線対策!】
うちの子は9月生まれなのですが、生後6ヶ月くらいの頃に会った保健師さんに
と聞かれたんです。
それまでは秋から冬だったこともあって、日焼け止めは一度も塗ったことがなかったのですが、「4月~9月くらいまでは日焼け止めをちゃんと塗った方が良いよ」と言われたんですよね。
とは言えうちの子、生まれた時から乳児湿疹などの肌トラブルの連続で、そんな肌に日焼け止めを塗るのにはちょっと抵抗がありました。
そこで今回、【赤ちゃんの日焼け止めは塗らないといけないのか】について
通っていた皮膚科の先生にも話を聞いてみたので、詳しく紹介していきたいと思います。
赤ちゃんの日焼け止めは塗らないといけないのか?
赤ちゃんの日焼け止めは、結論から言いますと
必ず塗らなきゃいけないわけではないけど、紫外線対策は必要
なのだそうです。
うちの子もそうだったのですが、肌トラブルの多い子や敏感肌の場合、日焼け止めを塗ることでかえって肌が荒れてしまったりすることもあります。
かといって、日焼け止めも塗らず、紫外線を肌に浴び続けることは、特に皮膚の薄い赤ちゃんには良くないため、紫外線対策はしっかりする必要があります。
紫外線が人体に与える影響
肌に直接紫外線を浴びることは、日焼けする以外にも皮膚がんなど悪い影響があるようです。
また、このようにも書かれています。
我々は子供のうちに大量の紫外線を浴びていると考えられます。その影響は何十年もたって
から現れてきます。子供のうちから紫外線を浴びすぎないよう、帽子、衣類、日焼け止めなど
による紫外線防御を心掛けることが大切です。
紫外線の影響は何十年後かに現れるようですね。
私が子供の頃は、真夏は男の子も女の子も真っ黒に日焼けしていたのですが、その影響がこれから出てくるってことですよね。
日焼け止めを塗らないにしても、紫外線対策はしっかりとする必要があるようです。
赤ちゃんの日焼け止めはいつから塗れば良いのか?
赤ちゃんの日焼け止めはいつから塗れば良いのか、私が保健師さんに直接聞いたところによると
と言われました。
新生児~生後3ヶ月頃は、特に肌が弱い時期なので、日焼け止めを塗るよりも帽子や長袖などで紫外線対策をした方が良いのだそう。
とは言え、赤ちゃんが自分で歩けるようになるまでは、ちょっとしたお出かけだったら日焼け止めを塗らなくても大丈夫だと思いました。
というのもうちの場合、移動はほぼ抱っこ紐かベビーカー、そして車だったため、帽子をかぶせたり、車にUVカットのカーテンをつけるなどの工夫で問題なかったです。
日焼け止めを塗る時期と時間帯は?
紫外線の多い時期は4月~9月。
私も保健師さんに、「特に4月~9月は紫外線対策しっかりした方が良い」と言われました。
また、紫外線の強い時間帯のピークは10時~14時だそうです。
そのため、私も子供が0歳の時は、午前中の早い時間か夕方くらいに散歩に行くようにしていました。
赤ちゃんに日焼け止めを塗らずにできる紫外線対策
最初の方にも書きましたが、肌トラブルが多かったり、肌が弱い子の場合、0歳の赤ちゃんに日焼け止めを塗るのに抵抗があったりすると思います。
そんな時は、日焼け止めを塗る以外の紫外線対策がおすすめです。
帽子をかぶる
日焼け止めを塗る塗らない関係なく、暑い日は帽子をかぶせる人が多いと思いますが、首元のフラップ付きの帽子がおすすめです。
こんなのとか⇓
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歩けるようになると、夏場は首の後ろだけ焼けてることがあるので、フラップ付きの帽子はけっこう良いですよ。
うちの子は、赤ちゃんの時は普通の帽子をかぶせていて、2歳前くらいにフラップ付きの帽子を買ったのですが、イヤイヤ期全開で全くかぶってくれませんでした。
なので、イヤイヤが落ち着いた3歳過ぎからフラップ付きの帽子をかぶせるようになったのですが、もっと早くからかぶせて置けば良かったかなーと思いました。
あとは、こんな感じでツバが深めの帽子もおすすめです。
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UVカット機能のひざ掛けや抱っこ紐ケープ
私がよく使っていたのは、ベビーカーに載せる時はUVカット機能あるひざ掛け、抱っこ紐にはこちらもUVカット機能のあるケープを付けていました。
顔はホロでしっかりカバー。
クリップで留めるタイプなので、どのメーカーの抱っこ紐にも使えます。
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ポンチョもおすすめ
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子供が歩けるようになってからは、ポンチョを着せることもあったのですが、めっちゃ着せやすいです。
袖が腕に密着していないので、夏でもそこまで暑くなりません。
そして見た目がめちゃめちゃかわいい!
うちの子は、1歳後半くらいから、イヤイヤ期の始まりなのか、全く着てくれなくなったので、着せるなら赤ちゃんのうちですよ(笑)
赤ちゃんの日焼け止めはお湯で落とせるものがおすすめ!
日焼け止めを塗る以外の紫外線対策を紹介しましたが、海や山などレジャーに行く際は、できるだけ日焼け止めは塗った方が良いと思います。
そして、赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ際におすすめしたいが、”お湯だけで落とせるもの”です。
市販で売っている赤ちゃん用の日焼け止めは、無添加だったり肌に優しい成分で作られているものが多いのですが、ほとんどが”石鹸で洗い流してください”と書いてあるんですよ。
頬っぺたとかおでことかは洗いやすいのですが、顔をゴシゴシ石鹸で洗うなんて、3歳になっても無理でした。
なので私は、お湯だけで落とせる日焼け止めを使うようにしていました。
私が使ってきた”お湯だけで落とせる日焼け止め”はこちらでまとめています。
⇒(【子供の日焼け止め】お湯で落とせるもの比較5選!価格や使い心地を調査)
赤ちゃんに日焼け止めを塗る際に気を付けること
赤ちゃんに日焼け止めを塗る際の注意点も解説していきます。
赤ちゃんの日焼け止めの選び方
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶポイントは
- 無香料・無着色
- SPF低めのもの
- お湯で落とせるもの
- 口に入っても大丈夫なもの
ノンケミカルとは、日焼け止めによく使われている”紫外線吸収剤”が入っていないのものです。
この紫外線吸収剤というのは、赤ちゃんの肌に大きな負担を与えてしまうそうなので、赤ちゃんに塗る場合はノンケミカルの日焼け止めがおすすめです。
また、SPFやPAという数値を見たことがあると思いますが、これらは、日焼け止めの効果と時間を表す数字です。
この数値が高いほど、日焼け止め効果が高くなるのですが、赤ちゃんにはそれほど高いSPFは必要ないと言われています。
私は子供が0歳の時から、普段はSPF15の日焼け止め、真夏に海や山に行く際は、SPF35の日焼け止めを使っています。
いつも使っているのは、虫よけもセットになっている”アロベビーUV&アウトドアミスト”です。
ドラッグストアなどでも、0歳から使える日焼け止めは売っているのですが、やはりほとんどが「石けんで洗い流してください」と書いてあるので、0歳の時は特に、お湯だけで落とせるのは楽だったなと思います。
あ、ちなみに、万が一肌に合わなかった時のために、必ずパッチテストをすることをおすすめします。
パッチテストのやり方
- 赤ちゃんの皮膚を清潔にします。
- 10円玉くらいの量を手に取り、赤ちゃんの二の腕や太ももなどやわらかい部分塗ります。
- 12時間~24時間経過後にチェック
- 48時間後に再びチェックし、赤みなどがなければ、体の他の部分に塗っていきます。
- その後も以上がなければパッチテストは完了です。
塗った日焼け止めはしっかり落とす
日焼け止めの成分が肌に残ったままだと、肌トラブルの原因になることがあります。
そのため、日焼け止めを塗った日は必ず、お湯かボディーソープでしっかり洗い流してくださいね^^
赤ちゃんに日焼け止めを落とした後のスキンケアが大事だった
赤ちゃんの保湿は、日焼け止め関係なく大事と言われていますが、私は日焼け止めを塗った後は、いつも以上にしっかりと保湿剤を塗っています。
どんなに刺激の少ない日焼け止めを使っていても、やはり赤ちゃんの肌には負担になりますよね。
こちらの記事では、実際に使ったことのある、赤ちゃんから使える無添加の保湿剤をまとめてるので、こちらも参考にしてみてください。
赤ちゃんが日焼け止めを舐める時の対策
赤ちゃんってなんでも口に入れてしまいますよね。
そのため、日焼け止めを塗った手までも口に入れてしまい、結果的に日焼け止めを舐めてしまうということもあると思います。
なので、手(指)などには日焼け止めを塗りませんでした。
炎天下に長時間いるわけでもないので、そこまで日焼けも気になりませんでしたよ。
赤ちゃんの日焼け止めは塗らないといけない?0歳からの紫外線対策!まとめ
赤ちゃんの日焼け止めは塗らないといけないか?についてまとめてみました。
簡単にまとめると
- 塗っても塗らなくても良いけど、紫外線対策は必要
- 赤ちゃんに日焼け止めを塗るのは生後3ヶ月~6ヶ月以降
- 紫外線のピークは4月~9月・10時~14時の間
- フラップ付きの帽子やUVカットのケープやひざ掛けなどを使うのもあり
- 赤ちゃん用の日焼け止めはお湯で落とせるものがおすすめ
- ノンケミカル処方の日焼け止めを選ぶ
などなど、めっちゃ長くなってしまいした。
これからどんどん暑くなってくるので、赤ちゃんの紫外線対策にきをつけてください^^