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羊水が緑色!破水から始まった緊急帝王切開での出産!

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出産が近づくにつれて、ドキドキしますよね。

初めての出産。

ドキドキわくわくしながらも、予定日2日前に、自宅から車で40分くらいのところにある実家へ里帰り。

陣痛が来たらホントにわかるのかな。

時々お腹が痛くなっては、「これは陣痛じゃ…?」と敏感になって過ごしていました。

破水は突然やってくる

順調に予定日が過ぎて、「月曜日から入院しましょうね」と言われていた前日の日曜日。

両親と夕食後、みんなでテレビを見てて、ふとトイレに行った瞬間

ダラダラ〜

と下半身に生暖かいものが。

ザバーっていうよりタラタラ〜って感じで全然止まらない。

バチン!って破れる音がするって聞いたことありましたが、そんなの全くなかったです。

「おかーさーん!おかーさーん!破水したー!破水ー!」

とトイレの中から叫ぶ。

「なにー?!」

と穏やかだった日曜日の夜が、急に父も母もバッタバタ。

まさか破水から始まるとは思ってなかったので、陣痛の心構えしかしてなかった!

臨月の方へこれだけは言いたい。

予定日を過ぎたら、ナプキンは絶対に手元に置いておくこと。

ナプキンもちゃんと準備してたのに、想定外の破水で、里帰り用の荷物の奥底にしまってたんです。

高齢の両親しか住んでいない実家のトイレにナプキンなんてあるはずもなく、いや~大変でした。

ソッコーで病院に電話して、両親と病院へ。

「えーどうしよう、もう生まれるの?やばいやばい!」と私は興奮状態でしたが、「陣痛来てないなら生まれないよ」と冷静な母。

あ、そういえば陣痛きてない。

破水で興奮して、陣痛きてないことに気づいてなかった。

病院に着いて即入院。

内診してもらうと、子宮口も全然開いておらず、赤ちゃんも降りてきてない。

そもそも陣痛が来てないから、まだまだ出産は先だね〜と言われてしまいました。

両親には一旦帰ってもらって、入れ違いに旦那と義母登場。

まだ陣痛の来てない私は、「産まれそうになったら連絡するわ〜」と余裕な会話をして旦那たち帰宅。

いつ陣痛がくるかとドキドキしながらツムツムして過ごしてました。

ふとトイレに行くと、ナプキンが緑色になってる。

ん?

緑?

み、みどり?!

羊水って透明じゃないの?

血?

いや緑だし…

ドラゴンボールのピッコロって緑の血じゃなかったっけ?(それ肌)

とかわけのわかんないコトを思いながらナースコール。

即内診。

看護師さんいわく、何らかの理由で赤ちゃんが苦しくて、お腹の中でウンチをしてしまったそうなんです。

そしてその羊水を赤ちゃんが飲んでしまったら大変だから、早めに産んであげないといけないとのこと。

朝の8時に先生が来るから、来たらすぐ診察してもらいましょう。

と言われました。

ちなみにその時夜中の0時頃。

総合病院ではなくレディースクリニックだったため、夜中は看護師さんと助産師さんしか常駐していないんですよね。

それにしても8時って。

早めに産んであげないとって今言ってなかった?

朝8時まで待つんかい。と思いながら仕方ない、待つしかない。

とりあえず、旦那と実母にそのコトを連絡して、ネットで「羊水 緑色」で検索かけるもたいした情報得られず。

だいたいのことはネットで調べられると思ってたけど、羊水が緑色だった人ってあまりいないのかな?

全然有益な情報が得られやしない。

今調べると

「羊水混濁」ってけっこうな情報が出てくるんですが、その時はパニクってたのかなぁ。

羊水が緑色になる原因や、同じような経験をした人の情報が全く出てこなかったんですよね。

不安だったので看護師さんに聞いてみると、胎児の心拍を調べる機械みたいなのつけられて

「今のところ赤ちゃんに問題がないから、先生が来るまで待ちましょう。」と。

羊水が緑色だったとしても、赤ちゃんの心拍が正常であれば、今すぐ緊急に、じゃなくても大丈夫らしい。

ホントに??

不安不安不安。

もうツムツムなんてやってる場合じゃなくなったよ。

そんなことをしているうちに、あれ?なんかお腹痛い…?

と午前1時ようやく陣痛が始まりました。

事前にインストールしておいた陣痛タイマーアプリを起動させ、時間をはかる。

陣痛タイマーアプリは入れといた方が良いですよー。

最初のうちは「あ~痛いな~」くらいだったんですがだけど、午前3時くらいには

「いたぁぁぁぁぁぁぃ!」くらいになってきて、時計を見ながら陣痛の感覚なんて測る余裕もなくなります。。

本っ当に、尋常じゃなく痛い。

もうすでに死にそうなくらい痛いのに、これでまだ10分間隔とかなんですよ。

あと5回くれば4時だ…と思いながら、診察開始の午前8時までなんとか耐えしのぎました。

そしてようやく午前8時、先生到着。

内診してもらって、やっぱりまだまだ子宮口も開いておらず、赤ちゃんもおりてきていないので、そのまま緊急帝王切開をすることになりました。

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地獄の始まり

ここまでは良かったんですよ。羊水緑色以外は。

地獄に突き落とされたのは、この後です。

私が出産したのは、総合病院ではなくレディースクリニック。

全室個室で、評判も良く、食事もおいしく豪華で、他よりちょっと高い。

実家から近かったのもあるけど、食事の評判がダントツに良くてこの産院に決めたんですね。

しかしこのクリニック、まさかの麻酔科医が常駐していない。

麻酔科医は外注らしく、帝王切開の時は、麻酔科医が提携病院から来てくれるのだというんですね。

そうですか、じゃあその麻酔科医を早く呼んでおくれ、と思っていたら、この日にこのクリニックにに来れる麻酔科医が、午前中はほかの手術に立ち会わなきゃいけないらしく、この病院に来れるのが、午後1時だって言うの。

え?今、朝の8時過ぎだよ?

陣痛すでに5~6分間隔になってるよ?

破水もしてるよ?

そもそも赤ちゃん早く出さないといけないんじゃないんかーい!

とものすごーく思いながら、やっぱり待つしかないですよね、いないんだもん麻酔科医。

麻酔は絶対したいしさ。

もう、そこからの陣痛のつらさは半端なかったです。

間隔もどんどん短くなるにつれて、痛みもものすごく増してくんですよ。

もう痛すぎて吐いてしまいました。

しかもこの陣痛、赤ちゃんを産むためじゃないんですよね。私の場合。

ただの麻酔科医待ちなんですよ。

心折れる~!

陣痛はすでに3分間隔、時には1分間隔で襲ってくる。

もう痛すぎて痛すぎて痛すぎてあまり覚えていません。

でも、自然分娩だったら、もっともっともっともっともーっと痛くなるまで耐えなきゃいけないわけだから、私はとりあえず麻酔科医だけ来てくれればこの痛みから解放されるんだ…

と麻酔科医に会いたくて会いたくて震えてましたね。(古)

羊水が緑色だったこととか、赤ちゃんがどうかとか、考える余裕もなかったです。

とにかくこの痛みに耐えることだけ。

 

そしてようやく午後1時。

麻酔科医が到着した模様。

「いや~前の手術が思いのほか早く終わって、ちょっと早く着きました~」とかないよね。

少し早く来てくれたりしたら嬉しかったけど、時間きっかり。

遅れなかっただけありがとう。

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いざ手術台へ

そして手術台へ。

陣痛2分間隔くらい。

そんな中、自力で歩いて手術台に上らされる。

途中で陣痛が来ては動けなくなって、歩いて…と、ストレッチャーでせーの!とかしてくれないんだ。

そうだよね。健康体の出産だもんね。

そしてまさかの全身麻酔。

痛いの嫌だから、全身麻酔でいいって思ってましたが、今ならホントに山の頂上から叫びたい。

「帝王切開で全身麻酔はやめた方が良い~!!」

いや、なんらかの事情で全身麻酔じゃないといけないとかなら仕方ないですが、帝王切開は基本的に局部麻酔のところが多いなか、この産院、帝王切開はすべて全身麻酔なんですよね。

ちなみに帝王切開についてはこちらにも詳しく書いてます。↓

この記事にも書きましたが、もしこの先二人目を妊娠したら、個室じゃなくても、食事がおいしくなくてもいい。

下半身麻酔で帝王切開してくれる病院にする。

それ以前に

麻酔科医が常駐している病院で産む!

と心に決めました。

なぜ全身麻酔じゃない方が良いかってことについては、上の記事に書いてます。

話をもとに戻すと、無事、全身麻酔で長男を出産しました。

母子ともに異常なく、羊水緑色だったのも、特に問題はなかったよう。

もし緑色だと分かったときが日中で、麻酔科医もすぐ来てくれる状態だったら、すぐにでも手術していたんだろうけど、エコーや心拍に異常がなかったから、この時間まで待てたみたいです。

もし同じように、破水した後羊水の色がおかしいなって思ったら、絶対に医師や看護師に言わないとだめですよ。

羊水は透明です。

最後に

ものすごく難産でした、とか、陣痛から48時間後にようやく産まれました、とか出産にはトラブルがつきものだとは思いますが、私の場合、羊水混濁だけにとどまらず、麻酔科医を待つとは…

出産って本当に

何が起こるかわからない!