こんにちは、ハルです。
イヤイヤ期真っ盛りの2歳なりたてを連れて新幹線デビューしてきました。
しかも母子2人…。
乗る前はかなり不安だったけど、事前対策をしっかり練って、万全の状態で挑んできました。
その経験も含めて、これから新幹線に乗る!という方に、乳幼児を連れて新幹線い乗る際のポイントと対策法を紹介します。
子連れにおすすめの車両と座席
小さい子供を連れて新幹線に乗る際は、この車両と座席選びがけっこう重要だと思いました。
おすすめの車両
私は子どもを産むまで知らなかったのですが、新幹線には、ほぼ全部の列車に、「多目的室」というものが設置されています。
東海道新幹線は全列車11号車、東北新幹線ははやぶさやこまちなど列車によって車輛が異なります。
子連れで新幹線に乗る場合、この多目的室のある車両の近くを予約することをおすすめします。
この多目的室は個室になっていて、身体の不自由な方の利用が優先されるのですが、空いているときは、授乳や着替え、気分の悪い人などが休むこともできます。
ただ、多目的室は普段は鍵がかかっているため、必要であれば車掌さんに言って開けてもらわなくてはいけません。
基本的には体の不自由な方のためのものなので、授乳などで使用したい場合は「空いている」ということが条件になります。
ではなぜ「多目的室」のそばの車両が子連れにおすすめかというと…
多目的室のそばにあるトイレは多目的トイレになっており、他のトイレより広くなってるんですね。
そのためおむつ替えもしやすいですし、デッキも他の車両に比べて広く感じられます。
なので、この近辺の車両を選ぶ子連れの方もけっこういますので、精神的にもけっこう楽です。
おすすめの座席は?
小さい子供連れの場合は、何があってもすぐデッキに行ける、前方か後方の座席がおすすめです。
一番前の座席のメリット
一番前の座席は、足元が広く感じられるのと、前の座席を子供が蹴ってしまう心配がありません。
私は自分の座席と子供の座席2つ予約していたので、一番前の座席の下に、レジャーシートを敷いて、子供が靴を脱いだり、床に座っても良いようにしていました。
これは一番前の座席だったからできたことです。
一番後ろの座席のメリット
一番後ろの場合、座席の後ろにベビーカーを置けるスペースがあるので、ベビーカーの場合は一番後ろの方が邪魔になりません。
ただ先に乗っている人が、そのスペースに荷物を置いている可能性もありますが、空いていればそのスペースにベビーカーを置くことができます。
私が新幹線の切符を買ったのが乗る前日だったのもあって、多目的室近辺の車両はけっこう埋まってました。
真ん中あたりは空いてたのですが、私はどうしても一番前か一番後ろの座りたかったのです。
窓側か通路側か?
もし母子2人や父子2人の場合、窓側か通路側のどちらかを選ばなくてはいけないのですが、私個人的には、0歳1歳くらいは通路側、景色を楽しめるようになってきたら窓側の座席がおすすめです。
0歳だと、突然泣き出したりぐずったり、授乳をしたりとあまりゆっくり座ってられないことも多いのと、1歳過ぎて歩くのが大好きになったお子様の場合、長時間座ってるのが大変だったりするからです。
新幹線に乗る際のポイント・持ち物
私が初子連れ新幹線の際に気を付けたポイントや、持って行って良かったものを紹介していきます。
お昼寝の時間に合わせる
もし時間の融通が利くのであれば、できるだけお昼寝の時間帯に乗車するのをおすすめします。
新幹線は、車両の音が静かなのでけっこうすんなり眠ってくれたりします。
私の場合、眠くてちょっとグズってしまったのですが、デッキで抱っこしてたら寝てくれたので、そのままスッっと一番前の座席に戻ることができました。
おもちゃは新しいものを準備する
お気に入りのおもちゃを持って行くのはもちろんですが、遊び慣れてるおもちゃは飽きも早いので、他のおもちゃはできれば初めて見せるものが良いです。
高いものじゃなくても全然大丈夫です。
初めて見るものに子供は興味を持ちます。
ちなみに私が持って行ったおもちゃは
100均で買ったシールブック
100均のシールブックめちゃめちゃ使えます。
薄いので何冊か持って行ったのですが、安いので、使い終わったら捨てても良いかと思えます。
100均で買った小さい動物のぬいぐるみ数個
手のひらサイズの動物や海の生き物のぬいぐるみも持って行きました。
そこまでかさばらないですし、動物が好きな子供なら絶対に喜ぶと思います。
ちっちゃいトミカ数種類
これはトイザらスで買ったのですが、うちの子は男の子で、ちょうど車やトラックに興味を持ちだしていた頃だったので、消防車や救急車などの小さいトミカを何個か買いました。
箱から出さず、買った状態で持って行き、新幹線の中で1個づつ出して、「何が出るかな~?」とそこで初めて箱から出します。
箱を開けるだけでかなりの時間を稼げました(笑)
ミルクのお湯は持参
うちは2歳だったので、ミルクは必要ありませんでしたが、乗る前にいろいろ調べた結果
基本的に新幹線内ではお湯の提供はありません。
そのため、ミルクを飲ませる場合は、魔法瓶などにお湯を持参していかなくてはいけません。
ただし、東海道新幹線には車内販売がいる列車に業務用の電子レンジがあるので、水と耐熱容器があれば温めてくれることもあるようです。
ですが、ない場合もあるので、ミルクをあげなくてはいけない場合、お湯は持参した方が確実です。
その他持って行ったもの
レジャーシート
これも100均で買ったのですが、座席の下に敷いてしまえば、子供の靴を脱がせてそのまま床に立っても気になりません。
また、ご飯やおやつを食べた際の食べこぼしで床を汚すこともありません。
ノンアルコール除菌シート
持ち歩いてる人も多いかと思いますが、絶対あった方が良いです。
駅弁
こちらは離乳食が終わってる子限定になってしまいますが
子供向けの駅弁がけっこう売っています。
新幹線の入れ物に入ったものや、アンパンマンのお弁当箱に入ったものなどいろいろあり子供も大喜びです。
私は子供と新幹線に乗るまで、総菜やお弁当などはまだあげたことがなかったのですが、この時ばかりは特別と、初めて駅弁を買って食べさせました。
まず見た目に大喜び。
中身も、おにぎりや卵焼きやから揚げなどお子様ランチのようなものだったので
嬉しかったからか美味しかったからか、ものすごい勢いで全部食べていました。
「こんなに食べるもんなの…?!」とビックリしましたが
目的地に着くちょっと前に鳴る音楽が流れたときに
食べすぎと新幹線の揺れもあったのか、まさかの子供が全部戻してしまいました。
「えぇ~もう着くのにー」と思いましたが
シートは全く汚さず、来ていた服とレジャーシートだけ汚れました。
レジャーシート持ってきて良かった!
100均で良かった!
と、降りてすぐ躊躇なく捨てることができました。
こんなこともあるので、駅弁をあげるときはご注意ください。
乳幼児の新幹線料金は?
さて、新幹線の子供料金は…というと
大人一人につき、0歳から未就学児(小学校入学前)の乳幼児二名までは、無料です。
小学校に上がると、子供料金(大人料金の半額)、中学生以上は大人料金がかかります。
ただ、赤ちゃんの分の指定席を一席とる場合は、その座席分の子供料金がかかります。
自由席の場合は、大人一人につき乳幼児二名まで無料なので、座席が空いていて子供を座らせたとしても、大人料金のみで乗車することができます。
ちなみに私は、母子2人の初新幹線ということもあって、念のため子供の分の指定席も予約しました。
土日に利用したのですが、JR東日本では、週末パスというものがあり、これを利用すると子供料金が劇的に安く済むのです。
もちろん大人料金も割引されます。
まとめ
子連れ新幹線は事前対策で精神的にもかなり余裕ができます。
新幹線の場合は、万が一泣いてもグズっても、デッキに逃げれば良いのです。
そのためにはやはり座席はドアの近くがオススメです。
また、新幹線の切符はできるだけ早めに予約したほうが良いです。
土日や大型連休など子供が多い時期は、だいたいそのあたりは埋まっていることが多いので。
不安もあるかと思いますが、少しでも楽しい新幹線の度になることを祈ってます。