赤ちゃんの保湿はいつからいつまで必要なんだろう?と思ったことありませんか?
私も出産後、言われるがままに子供に保湿剤(ベビーローション)を塗ってきましたが、ふといつからいつまで塗り続けるんだろうと思い、自分で調べたり皮膚科の先生に聞いたことがあったんですね。
調べてみると、「1歳まで」「3歳まで」といくつか答えがあったのですが、私が皮膚科の先生に聞いてみた答えは、「できれば小学校に上がるくらいまでは毎日塗ってほしい」ということでした。
「そ、そんなに?!」と、私自身が子供時代、保湿剤なんて塗られてたかな…と疑問に思いつつも、実はこの赤ちゃん時代の保湿が「とても重要」なのだそうで。
そこで今回は、赤ちゃんの保湿はいつからいつまで必要なのか、また効果的な塗り方や保湿剤の選び方、おすすめの保湿剤を、赤ちゃんに保湿が必要な理由とともに紹介していきますね。
赤ちゃんの保湿はいつからいつまで必要?
産後、沐浴の練習の時に、保湿剤を塗ることも教えてもらうと思いますが、赤ちゃんの保湿は、産まれてすぐの「新生児期」から必要です。
そして、保湿剤をいつまで塗るかについては、「1歳」「3歳」とさまざまな見解がありますが、私は皮膚科の先生に言われた「小学校にあがるくらいまで」は毎日続けようと思います。
というのもうちの子は、乳児湿疹もけっこうひどかったのですが、3歳になった現在、乾燥してカサカサしてしまうのか、ひたすらずーっと搔いてるんですよ。
夏はあせももひどくなりますしね。
保湿は赤ちゃんの時期だけで良いかな~と思っていましたが、保湿剤はまだまだ必要だ、と思っています。
3歳までのケアが重要
子供って「3歳までが大事」って何かと言われますよね。
赤ちゃんの保湿に関しても、3歳までにしっかりケアすることが大切なんだそうです。
0歳~3歳って、アレルギーやアトピー性皮膚炎を発症しやすい時期でもあります。
そのため、この時期にしっかりとスキンケアすることで肌のバリア機能を高めてあげることが大切なんですよね。
とは言っても、大人と同じような皮膚になるのは10歳~12歳頃といわれており、3歳の肌もまだまだデリケートです。
3歳までは一つの目安と考えて、その後もしっかりケアしてあげた方が良いそうです。
赤ちゃんに保湿剤はなぜ必要?
赤ちゃんの肌って、”プルプルモチモチ”と言われることが多いですが、実際に産んでみると、確かにツルンツルンな肌なんですけど、カサカサしてたり皮が剥がれてきたりしますよね。
産まれてすぐの新生児期は、胎脂が残っていたり皮脂量が多いため、オイリー肌なのですが、胎脂が剥がれ落ちる時期でもあるんですね。
そして、新生児期を過ぎて生後3ヶ月頃になると、皮脂量が減り一気に水分が失われていくので、乾燥しやすくなるんだそうです。
さらに、赤ちゃんの肌の厚さは、大人の半分くらいしかないため、外部からの刺激に弱く超デリケート。
そのため、実は肌トラブルが起きやすい時期でもあります。
新生児期の肌の特徴
新生児期の赤ちゃんの肌は、皮脂量がとても多く、大人に比べて新陳代謝がとても活発なため、大量の汗をかきます。
そのため、できるだけ毎日沐浴で汗を流してあげることが大事です。
また、胎脂が剥がれ落ちカサカサになることもあります。
この胎脂は自然になくなるので、無理にはがしたりしなくても大丈夫です。
この時期はオイリーなことが多いので乳児脂漏性湿疹になることもあります。
これも赤ちゃんの肌を清潔にして保湿ケアをしてあげることで、自然に治まっていくことが多いです。
新生児期の肌は特に刺激には弱いので、身体を洗う時もたっぷりの泡でやさしく洗ってあげると良いです。
生後3ヶ月頃の肌の特徴
逆に、生後3ヶ月を過ぎると、皮脂量が減り、肌の水分も一気に減るため乾燥しやすくなります。
この時期からは特に、赤ちゃんの肌に合った保湿剤をたっぷりつけてあげることが大事です。
新生児~赤ちゃんの保湿剤ケアの方法
新生児~赤ちゃんの保湿ケアの方法を解説していきます。
新生児期の保湿ケア
皮脂量の多いこの時期は、保湿ケアの前に、たまった皮脂を沐浴で流して、清潔な状態にしてから、保湿をしてあげることが大事です。
ベビーローションなどの、新生児期から使える保湿剤で毎日ケアしてあげることが大事です。
また、ベビー用のオイルでベビーマッサージをしながら赤ちゃんとコミュニケーションをとるのも良いと思います。
生後3ヶ月頃からの保湿ケア
生後3ヶ月を過ぎると、一気に肌の水分量が減ると言われています。
そのため肌のバリア機能も低下するので、保湿ケアは特に気を付けてあげたい時期になります。
うちの子は9月生まれだったので、ちょうど生後3ヶ月頃から冬になりました。
そのせいか本当に乾燥がひどく、毎日保湿剤をたくさん塗っていたのを覚えています。
赤ちゃんの保湿剤の量と塗り方のポイント
赤ちゃんに保湿剤を塗る時のポイントは
- 赤ちゃんの肌を清潔にする
- ママ(パパ)の手も清潔にする
- 優しく滑らすように塗る
赤ちゃんの肌を清潔にする
毎回入浴させる必要はありませんが、濡れたタオルで体の汚れをふき取ってから、保湿剤を塗ると良いです。
我が家では、お風呂上りと朝起きた時に保湿剤を塗っていたのですが、お風呂上りはそのまま、朝起きた時は着替える時に塗っていました。
ママの手も清潔に
保湿剤を塗るママやパパの手が汚れていたら意味がないので、保湿剤を塗る前は、ママもしっかり手を洗ってから塗ります。
(赤ちゃん時代はママは何回手を洗うの?というくらい洗わなきゃいけないから大変ですけどね)
やさしく滑らせるように塗る
ローションタイプの保湿剤は、たっぷりとやさしく滑らせるように全身に塗ってあげます。
ゴシゴシこする感じではなく、一方方向にスーッと塗る感じです。
量はたっぷり。これ皮膚科でも言われました。
ローションタイプですと割とすぐ浸透するので、赤ちゃん時期はローションタイプの方が使いやすいですね。
赤ちゃんの肌の乾燥を予防するには
これは大人も同じですが、乾燥することにより肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなったり、痒くなってしまいます。
現代はエアコンを使うことも多いので、夏も乾燥しがちです。
特に冬は加湿器をつけるなど部屋を加湿することや、お風呂の温度を熱くしすぎない、部屋の掃除をこまめにする(ホコリなどのアレルゲンをなくす)ようにすると良いそうです。
赤ちゃんの日焼け止め対策についてはこちらでまとめていますのでぜひ読んでみてください(^^)/
赤ちゃんの保湿剤はいつ塗れば良い?
赤ちゃんに保湿剤を塗るタイミングは、基本的には朝と夜の2回です。
朝起きた後
新陳代謝の活発な赤ちゃんは、寝ている間大人よりたくさんの汗をかいています。
また顔をまだ洗えないので、温かいお湯かぬるま湯でタオルを濡らし、顔をやさしく拭いた後、またお着替えのタイミングで塗ります。
暑い日など大量に汗をかいたなという時は、体も一緒に拭いてあげてから保湿剤を塗っても良いです。
お風呂上り
夜はお風呂上りのお着替えの前に、顔から全身に塗ってあげます。
口や顔を拭いたあと・カサカサしていたり痒がっている時
朝晩以外にも、口の周りを拭いた後やカサついてる部分などには、その都度塗ってあげても大丈夫です。
赤ちゃん用保湿剤の種類
赤ちゃん用の保湿剤の多くは、
- クリーム
- ローション
- オイル
と3種類に分けられます。
それぞれ用途によって使い分けたり、ママが使いやすいものや赤ちゃんの肌に合ったものを選んであげると良いです。
ベビーローション
赤ちゃん用のローションは、私たち大人が使う乳液のような白いタイプが多いです。
使い心地がサラサラなので、新生児期や夏の時期に使うママも多いようです。
伸びがとてもよく使いやすいです。
ベビーオイル
ベビーワセリンもその一つですね。
ローションを塗った上に重ね塗りすることで、保湿効果が高まります。
私もよく使っていたのですが、全身以外にも、唇のかさつきや耳の掃除など部分的にも使えるので、常備していました。
またベビーマッサージの時には、ワセリンよりもっと伸びの良いベビーオイルを使います。
ベビークリーム
さらさらなローションとこってりオイルの中間のようなものです。
オイルほどべたつかずローションほどさらさらしすぎていないため、水分と油分を両方とることができます。
新生児の赤ちゃん用保湿剤を選ぶ際のポイント
赤ちゃんの保湿剤を選ぶ際は、ローション・オイル・クリームどれを使うにしても、いくつかポイントがあります。
余分な成分が入ってないこと
「ベビー」と名の付くものは、赤ちゃんの肌に優しい成分で作られているものが多いのですが、着色料や香料、保存料など、さまざまな添加物を含む保湿剤もたくさんあります。
保存料によく使われているパラベンも、赤ちゃんによっては赤みや湿疹が出てしまうこともあるので、特に新生児期の保湿剤を選ぶ際は、できるだけパラベンフリーのものを選ぶと良いです。
香り
赤ちゃんやママのリラックス効果と言って、保湿剤には香りが付いていることもあります。
その場合、合成香料が使用されているものよりも、天然アロマなど無添加のものがおすすめです。
ただ、赤ちゃんによっては香りが嫌いな子もいるようなので、その場合は無香料タイプのものを選んであげてください。
口に入っても安全かどうか
赤ちゃんは指しゃぶりをしてしまうので、保湿剤をそのままなめてしまうこともあります。
そのため、口に入ってしまっても安全かどうかも選ぶポイントになります。
新生児から使えるおすすめの保湿剤5選
うちの子は、ひどい乳児湿疹からあせも、肌荒れ、カサカサなど、肌トラブルの連続だったので、これまで数々の保湿剤を試してきました。
その中で良かった保湿剤をランキング形式で5つ紹介していきますね。
保湿力 | |
---|---|
使いやすさ | |
成分 | セラミド 発酵プラセンタなど |
香り | 無香料 |
価格 | 初回3,289円 |
容量 | 150ml(約1ヶ月分) |
テクスチャ | 化粧水タイプ |
返金保証あり
(最近は潤静に浮気中。笑)
99%天然成分配合、成分も製造も国産にこだわった”アロベビーミルクローション”は、とにかく保湿効果が高いです。
保湿力 | |
---|---|
使いやすさ | |
成分 | ホホバ種子油 シア脂など |
香り | 天然アロマのラベンダー&ローズ |
価格 | 初回1,078円 |
容量 | 150ml(約1ヶ月分) |
テクスチャ | 乳液タイプ |
返金保証あり
保湿力 | |
---|---|
使いやすさ | |
成分 | セラミド・馬油 |
香り | 無香料 |
価格 | 3,080円 |
容量 | 150ml |
テクスチャ | 乳液タイプ |
保湿力 | |
---|---|
使いやすさ | |
成分 | ホホバ種子油 オリーブ果実油など |
香り | 無香料 オーガニックラベンダー |
価格 | 4,180円 |
容量 | 300ml |
テクスチャ | クリームタイプ |
たっぷり大容量
保湿力 | |
---|---|
使いやすさ | |
成分 | – |
価格 | 2,640円 |
容量 | 85g |
テクスチャ | ムースタイプ |
新生児から使える
赤ちゃんの保湿はいつからいつまでまとめ
保湿剤は直接赤ちゃんの肌に触れるものなので、できるだけ無添加のものを選びたいものです。
私もいくつか試してみて、今現在使っているものに落ち着きました。
肌トラブルが多い乳幼児期は何かと大変ですが、保湿剤を塗ることが赤ちゃんとのスキンシップになるので、時々パパに塗ってもらったりすると、赤ちゃんも喜ぶと思います。
ぜひ毎日の保湿で赤ちゃんの美しい肌を守ってあげてくださいね。